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地下化前の記録 布田篇

昨日紹介した国領駅に続いて、今日はお隣の布田駅をご紹介します。

布田駅は、大正6年に開業し、お隣の国領駅と同じ時期、昭和2年の12月に、現在地に移築されました。そして、現在の姿になったのは、2007年の3月のことでした。

地下化後には地下区間の中間駅にもなる布田駅、ほかの2駅とは駅間距離が調布まで600メートル、国領まで700メートルと、とても距離が短いことでも知られています。そんな同駅には、貴重なものが2つ、現役で活躍しておりました。



冒頭でも挙げたこの駅名看板、現在のデザインの大元にもなっている、「最初期」のタイプのものです。まだ「グローバル化」の言葉も浸透してない頃に作られたために英語表記が無い、貴重な看板です。

そして、この「最初期タイプ」ですが、実は今では、布田駅のこの日焼けしたものが京王唯一の現存品になってしまったようです…。

そしてもう一つ、さすがに写真は載せないけれど、この駅のトイレの小便器が貴重品(笑)。

「臭い」「汚い」「壊れやすい」と、しばしば見事なまでに「3K」が揃ってるとまで云われてしまう「TRIEX」の採用駅なのですが、ここの駅で使っている2台のうち片方は、むかし府中駅で試験利用されていた試作品を流用しているんです!

試作品はいろいろと現行品と違うところがあって、しかもこれまた「唯一の存在」(日本全体でも、もしかしたら唯一!? というのも、京王は日本全体で見て最初期にTRIEXを導入しました。)です。

これら2つは、そのまま廃品になってしまうのでしょうか…
(せめて駅名板だけでも保存を望みたいところです。。)

そんな布田駅、地下化後は京王で唯一「フルスクリーンタイプのホームドアがつく」駅でもあります!



(京王ホームページより)

【布田は唯一の存在が多すぎますっ!!(笑)】

…こう言いたくなるのは自分だけでしょうか?


現在の様子は…


新宿寄りは、



こんな感じ(車両はクハ8864号)で、

京王八王子寄りは、



こんな感じ(車両はクハ7707号)です。

外観は、



北口と、



南口です。

地下化後の出入り口は、残念ながら撮影する暇がありませんでした…。

次は、残っている調布駅も取り上げますが、スケジュールの都合で間が空いてしまうかもしれません。
(一応、地下化前には間に合わせます!)
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コメント

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こんばんは

布田駅のホームドア、南北線みたいなゲート式なんですね。
てっきり普通のドアなのかと思っていました。

私は駅名標に結構興味があるのですが、古い駅名標は通常はリサイクルされるようなので、第二の人生(?)を歩んでいるようです。
札駅の旧型駅名標もリサイクルされるでしょう。

私も地下化したら京王に乗りに行こうと思います。

Re:こんばんは

リサイクルされるんですか。それはそれは知らなかったですf(^_^;

国領、確かに云われてみれば南北線みたいですね。市ヶ谷ぐらいしか使ったことはありませんがww

そういえば、布田は特急かいじさん(=しおかぜさん)がいるんでしたっけ!?

  • クハ9755
  • 2012/08/12(Sun.)

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